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返済比率
返済比率(返済負担率)とは、年間のローン返済額が、年収に占める割合を示す指標です。
金融機関が住宅ローンや不動産投資ローンの審査で、返済負担の大きさ=返済能力を判断するために用います。
計算式
返済比率(%)= 年間返済額 ÷ 年収 × 100
※年間返済額には、元金+利息に加え、自動車ローンやカードローンなど他の借入返済も含まれる場合があります。
計算例
- 年収:600万円
- 年間返済額:150万円
返済比率 = 150万円 ÷ 600万円 × 100
= 25%
金融機関が重視する理由
返済比率が高すぎると、生活費や予備費に余裕がなくなり、返済不能リスクが上がります。
金融機関はこの比率を参考に、融資可能額や金利条件を決定します。
返済比率を下げる方法
- 借入額を減らす
- 返済期間を延ばす(毎月返済額を減らす)
- 金利の低いローンに借り換える
- 他の借入(車のローン、カードローン)を完済する
不動産投資での考え方
- 投資用ローンでは、物件の家賃収入を含めた「実質返済比率」で評価される
- 家賃収入が安定していれば高めの返済比率でも融資が通る場合あり
- ただし空室や家賃下落時のリスクを考慮し、返済比率は低めに設定するのが安全
まとめ
返済比率は、住宅ローン・不動産投資ローンの審査で必ずチェックされる重要指標です。
高すぎると融資が通らないだけでなく、生活や経営に支障をきたす可能性があります。
借入計画を立てる際は、金融機関の基準を意識しながら、無理のない返済比率を保つことが大切です。